成年後見制度は、判断能力の不十分な方々の福祉サービス等の利用や財産管理などの遂行に問題が生じる場合、不利益が生じないように本人の権利を保護するための制度で、「権利擁護センターぱあとなあ大分」の成年後見人養成研修を修了した会員が「成年後見」「保佐」「補助」を担っています。また、成年後見人の受任内容についてのチェック及び活動を把握し、適性に業務遂行がなされているか把握しています。
高齢者虐待防止法に基づく虐待対応機関である市町村と地域包括支援センターの現任者及び市町村の虐待対応を支援するため、高齢者虐待対応専門職チームを派遣し、在宅や福祉施設等における高齢者虐待対応に必要な虐待の判断、事実確認、被虐待高齢者の保護のための措置、養護者支援等に関する専門的視点や技術により、適切な対応を行っています。
問題を抱えた児童・生徒が置かれた「環境への働きかけ」や「関係機関とのネットワークの構築」などにより、問題行動等の未然防止や早期解決に向けた対応を図るため、社会福祉に関する専門的な知識や技術を有する者をスクールソーシャルワーカーとして学校に配置し、支援を行っています。
災害時支援の重要性から、具体的な行動が図れるよう平成27年度より「災害対策支援事業」を開始いたしました。大分県ボランティアセンターとの連携協力のもと災害発生時に災害支援員を派遣し、避難所等における被災者の相談援助活動やそれに付随する活動を行います。